醍醐本店

桂坂の長い一日

今、わけあって桂坂店に出勤しております。森北です。トンボだらけです。日本に生息するトンボは約30種類。うち赤トンボとひとくくりで呼ばれているトンボは数種類いて夏の終わりからたくさん出てくるアキアカネが一般的です。童謡あかとんぼのモデルとなったトンボもアキアカネだという説が有力です。ちなみに日本最小のトンボはハッチョウトンボという種類で体長が約2cm。湿地帯に生息する真っ赤なトンボです。開発により数が減っています。最大のトンボはオニヤンマで20cmを超えるのもいるとか。オスメスで名前と色が変わるトンボもいて、シオカラトンボとムギワラトンボって名前で呼んでた気がします。オスが青色のシオカラトンボ、メスが黄色でムギワラトンボ、あまり見なくなりましたが。トンボは肉食なので捕まえる際は顔付近に指とか近づけると噛まれますので気をつけてください。

 

セミ

セミがうるさいです。森北です。このへん(醍醐)のセミはクマゼミばっかなのが原因です。ここでクマゼミの説明を。クマゼミは西日本に多く分布する日本のセミの中ではトップクラスの大きさを誇るセミで透明な羽と少し緑がかった体が特徴のうるさいうるさいセミです。生存力が強く土が少なくて乾燥しやすい街中でも普通に大発生できるほどのバイタリティの持ち主で気性も荒く街に細々と生きる弱いセミもほぼ駆逐してしまい関西圏の街の街路樹はクマゼミばっかりになってしまいました。しかも厄介な特性がありこないだニュースでやってましたがクマゼミが大発生して、光回線ケーブルを断線させてしまったそうです。クマゼミは枯れ枝に卵をうむらしいのですが産卵管が一ミリと太く、ケーブルを枝と間違えて中の線が切れるほど突き刺すらしいです。プラスチックコートのケーブルを貫ける無駄な力、まさに熊。あとセミのくせに無駄に寿命が長い。セミは一週間といいますが一ヶ月生きた記録があり、十日はザラに生きるそうです。風流がないです。田舎のセミはいいですよ。ツクツクホーシはほんとにツクツクホーシって鳴きます。森北でした。

月別アーカイブ: 2007年8月